成長への志を共に ~M&A業界を変革するNEWOLD CAPITALの挑戦~

はじめに

はじめまして、NEWOLD CAPITALの塚田です。
折角チーム経営を実践しているのであれば、その軌跡をしっかりと残していこう!また、HOTなトピックスや有益な情報について皆様に発信していこう。 ということで本日より「CxO Diary」が始まりました。まずは私からの投稿です!

同志たちと歩む2年間

まず皆様に言いたいこととしては、時間の流れが早すぎませんか?ということです。
毎年毎年早くなっている気がしますが、最近異常なほど早いです。私だけでしょうか。

振り返ると、代表の栗原と創業し、早くも2年が経ちました。
栗原とは、前職時代の上司部下の関係であり、私にとっては「M&Aの師匠」です。
昔は、非常に厳しいプロフェッショナリズムを叩き込まれ、一見理不尽なのでは無いかと思える「完璧なる視点」から、アドバイザーとしてのいろはを叩き込まれました。もちろん昼夜問わず。そんな関係でしたが、今ではボスと呼んだり、お館様と読んだり、呼び名はシチュエーションによって様々ですが、酸いも甘いも共に乗り越えてきた「同志」といえます。

また、大野、岩木は前職時代の(ほぼ)同期であり、共にM&Aを学び実践し、ダイナミックな仕事にチャレンジしてきた同志です。大野、岩木と共に仕事をしていると、自分の実力以上に大きな仕事ができるようになるのです。魔訶不思議です。(2人が優秀なだけですが)彼らの役員参画は勿論のこと、この2年で多くの「同志」と出会うことができました。前職から長く付き合いをしているメンバー、当社に新卒で入社してくれたメンバー、地元の先輩、新卒で入社した会社の後輩、前々職の同僚、競合他社で頑張っていたメンバーなど、再会を含め、当社で出会った「同志」たちと日々奮闘している今日この頃です。

しつこいほど「同志」と何度も記載していますが、皆様は同志の意味合いはご存じでしょうか?当たり前ですが、「同じ志を持つ者」を意味します。 なんの新鮮味もなく、ありきたりな、今更な言葉でありますが、わたしたちは何よりも、「志」を非常に強く意識している会社です。今日はそんな志について書きたいと思います。

M&A業界の変革と質の向上へのアプローチ

世の中では現在、3,000社(者)を超えるM&A事業を行う会社(個人)が存在すると言われています。現在、案件数の拡大が目立つM&A業界では、経済産業省より「中小M&Aガイドライン」が制定され、また業界の規制団体であるM&A仲介協会(当社も加入済み)も発足されました。いわば、M&A仲介業界は変革の渦中といえます。

特に最近では、「ルシアン社問題」をはじめとした「中小企業M&Aにおける諸問題」は、M&A仲介会社についてもその存在と役務内容について指摘する内容も報道されています。当社としても当該問題は非常に遺憾であり、仲介会社に対する報道に対しても、M&Aを仲介する会社そのものがM&Aの取り組みやリスクを深く理解していないことに対する懸念を従前より持っていたことから、ある種起こるべくして起こってしまったという印象も持ち合わせているのが現状です。
(なお、少しPRとなり恐れ入りますが、当社は業界課題である「質の低下」に対してアプローチをすることを創業時から決めており、社内に対する徹底的かつ専門的な教育はもとより、社外に対しても、「完全無料」でM&Aが学べる動画コンテンツサービスをリリースしている次第です。)

M&A仲介会社としての使命

そもそもM&A仲介業界は、古くはレコフ社がM&A仲介の第一人者とであると言われていますが、日本M&Aセンター社がその後市場を形成し、成長してきた業界です。その業務内容は、中小企業のオーナーに出会い信頼され、最後の「英断」まで導くというその業務難易度の高さから、専門的知識が必要である業界ではありながらも、高い営業的能力が必要とされる業界として認知されてきました。また、世の中で「最も高額な商材」と表現されることがあるほど、その売買金額のスケールは大きく、高額なインセンティブがアドバイザーに対して支給される業界であり、M&Aキャピタルパートナーズ社を筆頭に、「高給な業界」としても認知されてきました。その結果、多くの大企業や金融機関からの「バイタリティーあふれる転職者」が増え、現在は、転職を通じて経験を積んだ方々が、こぞって創業をしている(一時の人材紹介や人材派遣業界を彷彿とさせる)珍しい業界といえます。本質的には事業承継問題や、閉塞感のある日本経済においての成長戦略として、非常に社会的意義が高い仕事でありながらも、M&A仲介業界は、こういった「営業」「高給」といったワードが独り歩きしてきた業界であり、どうしても栗原と私は、その点が独り歩きし、少々横柄ともいえるプレイヤーが参入してしまう現状に強く不満をもっていたことも事実です。

とはいえ、ご多分に漏れず、私自身も前職時代には、M&Aのご支援を通じて「高額」と言えるインセンティブを稼がせていただいてきましたし、結果として栗原と共に創業をしています。上記に記載のとおり、所謂業界の潮流(ブーム)に乗っているど真ん中の人ともいえる状況であることは周知の事実です。(お恥ずかしながら)一方で、我々のような長年業界で経験をしてきた者の創業ではなく、参入障壁の低さから、全くもってM&Aアドバイザーの経験がない人物の創業、一度バイアウトを経験した人の創業など、アドバイザーとしての経験が無い人物の業界参入が非常に増えている現状も存在します。昨今なんとなく、誰でも参入できる「たかがM&A」という風潮があるように感じますが、長年M&Aアドバイザリーをしている身からすると、一度となく同じシチュエーションのディールはなく、毎回勉強させられ、毎回寿命が縮まり、毎回心底感動するこのタフな仕事は、「されどM&A」であると私は信じています。

成長支援を通じて次世代の幸せを増やすNEWOLD CAPITALの志

話はだいぶ逸れましたが、「志」の話に戻ります。

そんな中、創業してからこれまで実施してきた会社案内では「各社との違いは?」「なぜ創業したのか?」と少なく見積もっても数百回は質問を受けてきました。質問者でさえ枕詞に「差別化が難しいことは承知の上ですが・・・」と気を使いながらご質問いただける内容であり、M&A仲介業界の中での差別化は本当に難しいということに異論はありませんが、そこで私が何百回と答えてきた内容、他社との差別化、創業した背景こそが「志」です。

当社は~「企業・人・地域」の成長を実現し、次世代の幸せを増やす~を「志」と掲げており、その「信念」として常にプロフェッショナルであることを互いに求める(Be Professional)という経営を行っています。所謂、理念やMISSION・VISION・VALUE・PURPOSEとも表現されるコーポレートアイデンティティといっていいでしょう。

全ての会社には、創業者の想いや経緯があると思います。そして、その想いを踏まえ、創業者が目指していきたい世界観に対して人が集まり、労働が生まれ、対価を支払うという労働関係が作られることが一般的です。(特にスタートアップに関しては)当社に集まる人々は、「ただ金を稼ぎたい」「ただM&Aをやり続けたい」ではなく、「他者を成長させられる人物になるべく自分が成長し続けたい」なのです。

現在、世の中の多くの会社が社名にM&Aをつけていらっしゃいます。一方で、当社は社名に一切M&Aがついておりません。これは、栗原の強いこだわりであり、創業メンバーの強い希望であり、共同経営における「価値観の一致」のスタートラインだったかもしれません。
我々は、M&A業界の市場シェア獲得を目的としたM&A会社を創りたいのではなく、兼ねてから成長戦略の提案活動を通じて研究してきた「成長の実現」に対して事業を展開していきたい。強いては、企業や人のみならず、地域の成長実現に資する事業を展開していきたい、結果として(われわれの宝物である子どもたちをはじめとした)次世代に幸せを増やしたい。どうせ何もかもゼロから創業するのであれば、そのために人生を注いでいきたい・・と何度もディスカッションを重ねてきました。

そこで生まれた「志」こそが、当社の集団としてのファンダメンタルであり、当社に集まり日々クライアントへの価値提供へプロフェッショナルとして挑むメンバー一人一人が、その志に共感しているメンバーといえます。だからこそ、「他社と何が違うのか?」と聞かれれば、真面目に「志」が違います。とこれからも答えていくと思います。

当社の志、いかがでしたでしょうか?

結果として、我々はM&Aアドバイザリーが得意であり、我々が社会へ提供できる価値として一番大きなものであることは間違いなく、今後もM&Aアドバイザリーを事業の柱としながらも事業展開を進めてまいります。しかしながら、M&Aだけを斡旋する会社ではなく、本質的な成長の実現を提供していく会社を目指し、「志」を体現する事業構造をより早く創りあげたい、そのためにもしっかりとした事業基盤を作らなければならない!!

冒頭に戻りますが、そう思っていたら早2年が過ぎました。時間の流れが早すぎます。
正直申し上げますと、想定よりも事業の進捗はとてつもなくディレイしているといっていいと思います。
もっともっと進んでいると思っていたのですが・・・・
思い描くのと実行するのでは、天と地ほど異なります。改めて、毎期成長実現している全経営者様にリスペクトが尽きません。

第1回のCxO Diaryは、当社の志と現状について少し触れつつ、以上とさせていただきます。次回はお館様、ではなく私のM&A師匠であるCEOより、当社の歴史を語る上では外すことは出来ない、記念すべき師匠の「(キャリアとして)はじめてのM&Aディール」についての話を聞きたいと思っております!
なんと師匠はM&A業界歴16年です。よろしくどうぞ!

塚田 壮一朗

取締役 兼 アドバイザリー第一部 部長

塚田 壮一朗

この記事を書いた人

東洋大学卒業後、税理士法人成迫会計事務所、株式会社ジェイエイシーリクルートメント、株式会社日本M&Aセンター兼サーチファンド・ジャパンの取締役を経て、当社創業。
数多くのM&A成約実績を持つプロフェッショナル。

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