当社はお客様からいただいた報酬の一部を、地域や教育機関等にしっかり再配分することで、微力ながら未来へと繋ぐ循環型のビジネスモデル、THANKS by NEWOLDに積極的に取り組んでいます。
この取り組みは、お客様を担当して報酬をお預かりしたアドバイザーが、自ら寄附先を選定して寄附活動をしています。
今回は、実際に地元に寄附をしたアドバイザリー第一部 部長の菊島にインタビューをしました。
①どこに寄附をしましたか?
私の出身地であり、大学時代まで住んでいた山梨県笛吹市を選ばせていただきました。
今回、企業版ふるさと納税を活用して「子育てと両立しながら働くことができる地域づくり事業 」へ寄附しました。
この事業は、笛吹市内在住の子育て世帯が安心して子育てできるよう、市内の病児・病後児保育施設の設置を目指す取り組みです。
②寄附の選定背景や想いをお聞かせください。
大前提ではありますが、自分自身が生まれ育った山梨県笛吹市に対して、地元愛を強く持っているので、「地元に貢献したい、恩返しをしたい」という想いで、地元である笛吹市への寄附をさせていただいたのが一番の理由です。
今までは、恩返しをしたいという気持ちがあっても、個人でできることは限られていましたが、今回は当社でいただいた報酬の一部を未来のために再分配する取り組みであるTHANKS by NEWOLDを通じての寄附活動のため、個人の範囲を超えて、「地元への貢献、恩返し」の一歩になったと感じています。
笛吹市の中でも「子育てと両立しながら働くことができる地域づくり事業」を選ばせていただいたのは、実際に私自身が、共働きで子育てをしていく大変さを、身をもって体験したからです。
昨年の夏ごろ、2歳の娘の高熱が続いて急遽入院を強いられることになりました。
私も妻も働いていたので、どちらかが会社を休んで、病院でつきっきりになる生活が2週間続きました。その経験を経て、入院する子どもやそのご家族のために、病児施設の環境が整ってほしいと感じるようになりました。
今回選定させていただいた「子育てと両立しながら働くことができる地域づくり事業 」の寄附金の使い道は、病児・病後児保育施設数を増やすための取り組みということでしたので、その取り組みに共感をして、今回の寄附に至りました。
③寄附先がどうなって欲しいですか?
笛吹市の病児・病後児保育施設がより充実し、仕事をしながらも安心して子育てができるような環境が整っていくことで、笛吹市の子育て世代の人口が増加し、より豊かな街になってほしいです。
④実際にご支援をさせていただいた先のご紹介をお願いいたします。
非公表のため、社名は控えさせていただきますが、業種としましては、譲渡企業様が映像制作をする会社様で、成長戦略の一貫としてM&Aの検討をされていました。 譲受企業様は、M&Aを活用しながら幅広く事業領域を展開される総合クリエイティブ企業様です。今回私は譲受企業様の担当をさせていただきました。
⑤今後どんな寄附や社会貢献をしていきたいですか?
引き続き、「日本の将来を担う子ども」にまつわる寄附をしていきたいと考えています。
当社が主にご支援をしているM&Aは、少子高齢化による人材不足、事業承継問題の顕在化、次世代の育成不足等の日本の特徴に起因しています。
そのような状況で、日本のGDPを上げていくには、人口を増やして数を増やすか、生産性向上を図って質を上げるしか方法はないと思います。
日本においては人口を増やすのは難しいので、子どもたちの教育面をなるべく不自由のないものにして、豊かな人生、経済、延いては日本のために繋がるような取り組みをしていきたいと思います。